この辺から書きましょう

「良い歯」の代表例みたいな写真ですが、では、どこがどの様に「良い」のでしょうか?
「これだけ綺麗ならば良いのに決まっている」・・・と言いたくなりますね。
その通りなのです。「先ずは、みてくれが物凄く綺麗な事」です。つまり、正しく手入れがなされている、つまり、「正しく磨けている」のです。
一番、大事な事は「正しく磨けて、その効果が出ているかどうか?」なのです。

歯の少し上の部分、歯肉の部分に「小さなポツポツ」が見えますかね?
これが「ステップリング」と呼ばれるものです。
「ステップリング」が出ていない歯肉は「歯の適切なる磨き方」が出来ていない事が多いのです。

適切な歯の磨き方が出来ずに「闇雲状態」にゴシゴシと「こすり磨き」を行いますと、歯肉がめくれ上がって「タコ」みたいになります。これはよくありませんデス。
この状態を「クレフト」と申しまして、「犬歯・糸切り歯」の付近でよく発生いたします。
要は、「正しく磨く」と言うこの一点に掛かってくるのですナ。